心理検査・心理カウンセリング

臨床心理士
心理検査にはさまざまな種類があります。ご自身の性格や生まれ持った特性、病気の程度、認知機能などの知的能力を知ることができます。ご本人と直接、お会いして心理検査を受ける目的などをうかがいながら心理士と一緒に実施します。基本的には医師が治療をする上で必要な方に実施いたしますが、今の困りごとの原因を探ってみたいなど、ご本人のご希望がありましたら、主治医にご相談ください。
主な業務
- 心理検査(人格検査、知能検査、機能検査など、診断や治療方針の参考にします。)
- 心理療法(心理カウンセリングなど)
- 臨床心理学的援助(臨床心理的な見立てや方針を、ご家族や関係者と話し合って支援に役立てます。)
1. 心理検査
主な検査 | ○知能検査 ○WAIS-IV ○人格検査 ○エゴグラム、P-F スタディ、文章完成法、 ロールシャッハ・テスト、 描画テスト ○認知機能検査 ○長谷川式簡易知能評価スケール、MMSE、ADAS、 ベンダー・ゲシュタルト、 AQ-J、MSPA |
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料金・時間 | 健康保険が適応されます。心理検査の種類によって2時間前後かかります。また心理検査は複数の検査を組み合わせて行います(テスト・バッテリー)。そのため検査は一日で終わらず、2,3回ほど通ってもらうことが多いです。また検査のフィードバックを心理士からご希望される方はさらにもう一度、外来に来ていただくことになります。 |
2. 心理カウンセリング
精神科の治療の過程で、医師の方針やご本人のご希望によってカウンセリングが有効であると判断された場合、外来診療と並行して行います。当院ではカウンセリングの前にご本人にカウンセリングが合うかどうかを含めて心理検査を行います。その結果を踏まえて、ご本人や家族と話し合ってカウンセリングを受けるかどうかを決めてもらうことになります。
実施時間 | 水・土(土曜は月に2回) *完全予約制 希望がある場合はまず主治医にご相談ください。 *カウンセリング予約は主治医の外来受診日とは別日にお受けいたします。 |
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料金・時間 | ¥6,600 (税込)/50分 *心理カウンセリングは保険適応外となります。 |
- お悩みの例
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- 自分では理由が分からないが対人関係がうまくいかない。
- 皆が当たり前に分かることが自分には理解できない。
- 将来に望みが持てない、悪い事ばかり予測してしまって、気分が落ち込む。
- 家族や友人は自分を理解してくれない。
- やりきれない気持ちで子供に当たってしまい、余計落ち込んでしまう。
- 過去のことを引きずってしまい前向きになれない。
- 自分自身のことを理解してどうしたら上手く行くかを考えたい。
- いつも精一杯頑張ってしまい、どう手を抜いたら良いか分からない。
- 自分に自信が持てない。
- 人と話すとき、異常に緊張してしまう。