理事長・院長のご挨拶

院長 鶴 敏彦(つる としひこ)

経歴

東海大学医学部卒 愛光病院 平塚市民病院医長 神奈川県立精神医療センター医長
丹沢病院 副院長 院長を経て 横浜丘の上病院副院長に就任

 

研究歴(磁気刺激法の精神科治療の応用の可能性について)

1995年萌芽的研究において文部科学省科研費にて1年間動物実験を行う

 

精神保健指定医

日本専門医機構精神科専門医  日本専門医機構精神科指導医
日本精神神経学会認知症診療医  日本医師会認定産業医

ご挨拶

このたび、院長を務めさせていただくことになりました。

当院は70年近くにわたり、「よりよい医療の提供」と「地域参加」を大切に歩んでまいりました。昭和の時代から病院の開放化や地域活動に取り組み、患者さんが地域の中で生活していくための支援にも力を注いできました。現在では、精神一般病棟、精神療養病棟に加え、32床の急性期治療病棟を有し、急性期の治療を必要とする患者さんから、時間をかけて療養し地域生活への復帰を目指す患者さんまで、幅広く対応しています。また、行政機関や地域の医療・福祉機関と連携し、精神科救急医療にも積極的に取り組んでいます。一方、少子高齢化が進み、精神科医療に求められる役割も変化しています。認知症を含む高齢者の心の問題、若い世代のこころの問題、そして退院後の地域生活を支えることなど、地域のニーズはますます多様になっています。また、AIをはじめとするデジタル技術が急速に発展する時代を迎えています。 今後は、もちろん、これらの技術を医療の質や効率を高めるために活用していく必要はあると思われますが、精神科医療において大切なのは、患者さんの言葉に耳を傾け、その人の生活や思いに寄り添う、人と人との関わりであると考えています。当院には、野点、盆踊り、文化祭などの病院行事に、患者さんと職員がともに参加する長年の文化があります。こうした活動を通じて、診察室だけでは分からない患者さんの思いや生活に触れ、私たち医療者自身も多くのことを学んできました。これからも、患者さんを一人の生活者、一人の人間として尊重し、その人らしい生活を支える医療を大切にしてまいります。70年近い歴史の中で培ってきたものを大切にしながら、時代の変化にも柔軟に対応し、医療・福祉・行政、そして地域の皆様と力を合わせて、これからの精神科医療を考えていきたいと思います。今後とも、皆様のご理解とご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

名誉会長 畑 俊治

理事長 畑 俊治(はた しゅんぢ)

経歴

日本精神科病院協会 認定指導医
日本精神科医学会 精神科領域上級医

ご挨拶

当院は「よりよい医療の提供」と「地域参加」を目標に掲げ、長い年月を経て現在に至ります。当院の歴史を遡ると、昭和の時代に早くから病院を開放化し、地域活動を実践し、地域の中の作業所つくり等に力を入れてまいりました。

時代は令和になり、患者さんの高齢化が進み、心の病を癒すと同時に体の健康も守ることが重要な課題になっております。当院では、病状が軽快しましたらできるだけ早く「開放処遇」を行い、散歩・外出・外泊等を勧めています。足腰を鍛えることも社会復帰へつながる重要な要素となります。

昨今の医療をとりまく環境は厳しさを増す一方ですが、そのような中で、今後も精一杯の努力をしていくことが当院の役割であると考えます。