病院理念

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自己治癒力を引き出す
治療と看護
病院の開放化・自由化・民主化
地域社会への参加と
ノーマライゼーション

従来の精神病と呼ばれる病気のみならず、近年では職場・学校・家庭での適応障害が著しく増加しつつあります。世界中どこかしらでのテロと戦争という人類の悲劇、産業の空洞化、大都市という管理社会における人間関係の希薄化と微妙に屈折した対人関係など誰しもがストレスにさらされています。そのような時代的背景の中で、几帳面で完璧主義傾向が強い日本人は誰でもが「うつ状態」におちいる可能性が強く精神科を受診する人が急増しております。また、それ以外にも、心因性精神障害、PTSD(心的外傷後ストレス反応)、思春期の精神障害(不登校、閉じこもり、家庭内暴力など)、高齢化に伴う老年期精神障害の急増など深刻な社会問題となっています。

当院では急性期治療病棟、精神一般病棟、精神療養病棟(開放病棟)があり、精神病者だけでなく、心を病み自ら治そうと努力している方に対しても安らぎのある療養生活の場を提供し、再び社会の中で自信を持って生活し、社会参加出来るように努力しております。